ユーチューバーといえば、UUUMという事務所に所属している人が多く、ヒカキンさん
など多くのユーチューバーが名を連ねるので、ユーチューバーはここに所属するのが
ある意味ステイタスでもあった。
しかし、ここのところUUUMからの対処が目立っている。
なぜ、退所したのか。
関根理沙の退所報告
▶関根理沙とは
看護師として普段は働きながらYouTuberとしても大活躍のクリエイター。
特に美容動画が人気で「雑談しながらメイク」や「フェイスパックレビュー」は
代表作品と言って良いほどの人気を誇る。
親近感のある気さくなキャラクターが幅広い世代から支持を集めている。
▶退所理由
2012年にYouTube活動を開始した関根理紗は、2016年にUUUMに所属。
当時UUUMにいたのは憧れのYouTuberばかりで
「内閣に入るぐらい名誉なことだった」
と独特の表現をしています。
「ひとつのところずーっといるタイプの人間ではない」という関根理紗は所属当初から「いつかはやめるだろう」という思いを抱いていたとのこと。
自分のYouTube人生の中でのそういう時期っていう感じ、そういうターン
で、何かキッカケがあったわけでないそうです。
しかし、
実際のところは、登録者数も増え、個人としてではなく人を雇ったりと、
仕事を手伝ってもらえる友人たちとチームのような体制が構築できたことも
背景にはあるようです。
もう、事務所にお世話になるのではなくすべてのマネジメントを自分でやる。
ということでしょう。
現在社長も務めているという関根理紗は、同じく社長の立場である
「鎌田さん(UUUM社長)マジすごいわ」と責任の重さも実感し、UUUM社長を
リスペクトしていることも語っており、円満退社と説明しています。
その他脱退したユーチューバー
2020年2月1日
日本で5位の登録者数を有する大食いYouTuberの「木下ゆうか」(同545万人)
が退所を発表。
昨年7月には「すしらーめんりく」(登録者数484万人)も退所を発表、9月には「ヴァンゆん」(登録者数非公開)が芸能事務所の太田プロへの所属を発表しています。
(※ヴァンビはUUUM所属、ゆんはVAZ所属)
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・すしらーめんりく、UUUM脱退を発表
・ヴァンゆん、100万人超のYouTuberとして初の大手芸能事務所所属を発表」
ここ数カ月以内で本人から発表があったものだけでも、
2020年3月19日「釣りいろは」(同46万人)
2020年3月7日「COCOCOROチャンネル」(同26万人)
2019年2月20日「キットチャンネル」(38万人)
2020年2月8日「マーキュリー商事」(同28万人)
2020年1月19日「実況者ねが本拠地」(同54万人)
2020年1月1日「はこ」(同5万人)
2019年12月27日「ブレイクスルー佐々木」(36万人)
2019年12月26日「JJコンビ」(同25万人)
いずれのYouTuberも「円満な退所」を強調。
脱退理由はお金??
退所したYouTuberの中には、
UUUMにマージンとられるのが嫌だったと明言するYouTuberもいるようです。
UUUMは所属クリエイターの収益の一部をマージンとして取るビジネスモデルですが、YouTuberは芸能人と異なり、動画出演だけはなく、企画から編集まですべての作業をこなすのが一般的。
事務所に所属することで、企業案件が受注しやすくなったり、さまざまなサポートを受けられるというメリットもありますが、それがマージンに見合わないと感じるYouTuberもいるようです。
▶関係者のコメント
YouTube事務所VAZの元副社長で、「ヒカル」(登録者数381万人)の
マネージャーを務める高橋将一氏は以前ユーチュラの取材に対し、
事務所はマネージメントできることが少ないにもかかわらず高額なマージンを取っていることが問題
と、UUUMに代表される“プロダクションモデル”の限界を指摘しています。
内情は、分かりませんが、
売れないうちは、事務所に所属し自分の力がついてきたら独立する。
というのは、実力があればどこの世界でも考えられる流れかなと思います。
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