2020年3月6日日本アカデミー賞授賞式でした。
見事 作品賞・主演男優賞・主演女優賞の3部門で最優秀賞をかっさらった
「新聞記者」とはどんな作品か。また、主演女優の韓国人って誰なのか
見ていきましょう。
1:主演女優について
主演女優は、韓国の女優シム・ウンギョンさん
日本語も完璧で、誠実で真面目な印象をうけました。
▶プロフィール
本名:심은경
生年月日:1994年5月31日(25歳)
出生地:江原道江陵市
国籍:大韓民国
身長:160.5 cm
以前にも日本の作品に出ているんですね。
▶日本での活動
2004年、ドラマ『張吉山』で子役デビュー。
ドラマ『ファン・ジニ』では主人公ファン・ジニの幼少期役を演じ、
2006年にKBS演技大賞 青少年演技賞を受賞。
韓国芸能誌などで「子役スター」と称されるなど韓国の人気子役となった。
また、日本でもNHKの韓国ドラマシリーズで
『春のワルツ』『太王四神記』『ファン・ジニ』と3本立て続けに登場している。
2014年:主演韓国映画『怪しい彼女』が観客動員数860万人を超えるヒット。
第50回百想芸術大賞 最優秀主演女優賞をはじめ多数の賞を受賞。
作品自体も日本を含む計8言語でリメイクされるという世界初の記録を打ち立てた。
その後も、
映画『少女は悪魔を待ちわびて』『サイコキネシス ー念力ー』『ときめき♡プリンセス婚活記』など数々の話題作に主演。
2017年4月、日本の芸能事務所ユマニテとマネジメント契約を締結。
2019年4月から5月にかけて舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』にサーシャ役で出演(日本の舞台初出演)
第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞
第74回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。
経歴がすごいですね!
2:新聞記者ってどんな映画??
▶概要
新聞記者の紹介:2019年日本映画。
東京新聞で働く女性記者・望月衣塑子の著書を原案とするサスペンス。
国家の闇を追う新聞記者と、エリート官僚が、それぞれの立場で正義を貫く。
主人公の女性記者の役柄が、日本人の父と韓国人の母の間に生まれアメリカで育ったという設定なので、シムウンギョンさんにピッタリだったそう。
衝撃的な内容ゆえに、日本国内の女優はみな出演を見送ったというこの役は、彼女によってよりリアルなものとなったそうで、圧巻の演技でした。
▶あらすじ
ジャーナリストの父親が誤報のために自殺した
東都新聞社会部の若手女性記者・吉岡エリカ(シムウギョン)は、
総理大臣官邸における記者会見でただ1人鋭い質問を繰り返し、
官邸への遠慮が蔓延する記者クラブの中で厄介者扱いされ、社内でも異端視されていた。
そんなある日、吉岡は上司の陣野から大学新設計画に関する調査を任される。
極秘情報が記された匿名のファックスが社会部に届いたため
彼女が調査を進めた結果、内閣府の神崎という人物が浮上してくるが、
その矢先、神崎は自殺してしまう。
神崎の死に疑問を抱いた吉岡と、
同じくそれに疑問を持っていた
内閣情報調査室の若手エリート官僚・杉原拓海(松坂桃李)
彼は現政権に不都合なニュースをコントロールする立場でありながら、
神崎の死をどう扱うか悩んでいた。
神崎は彼の元上司だったのだ。
記者と官僚。立場の違いを超えて調査を進める2人の前に、ある事実が明らかになる。
▶キャスト・監督・原案
【公開】
2019年公開(日本映画)
【原案】
望月衣塑子『新聞記者』(角川新書)
【監督】
藤井道人
【キャスト】
シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、岡山天音、郭智博、長田成哉、宮野陽名、高橋努、西田尚美、高橋和也、北村有起哉、田中哲司、望月衣塑子、前川喜平、マーティン・ファクラー
本田翼さんも出演されているんですね(^^
▶映画監督の是枝裕和の感想
「これは、新聞記者という職業についての映画ではない。人が、この時代に、保身を超えて持つべき矜持についての映画だ」
★ちなみに、W主演である松坂桃李さんも、2020年の主演男優賞最優秀賞を
受賞されています(^^)/
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